大企業製造業景況感2期ぶり改善、7月利上げの思惑維持へ-日銀短観
2024年7月1日、ブルームバーグは以下のように報じた。
要点は以下の通りです。
・大企業製造業の景況感指数(DI)が2四半期ぶりに改善し、+13となった。
・大企業非製造業のDIは+33で、16四半期ぶりに悪化した。
・日銀の7月の追加利上げ観測が浮上。
これにより、為替相場は「日銀の7月会合での利上げ期待」を意識すると思われる。
日銀が発表した6月の短観によると、大企業製造業のDIは+13と2四半期ぶりに改善し、予想を上回りました。
一方、大企業非製造業のDIは+33で小幅に悪化しました。
市場では日銀が7月の金融政策決定会合で追加利上げを行うとの観測が強まっています。
植田総裁は、円安が物価上昇に影響すれば政策対応も考慮すると述べており、製造業の改善が利上げ期待を後押ししています。