2024年5月13日、ブルームバーグは以下のように報じた。
要点は以下の通りです。
・13日の債券相場は下落が予想される。 ・米国でミシガン大学が発表したインフレ期待が前月から上昇し、これにより米長期金利が上昇。 ・日本銀行が行う国債買い入れが相場の支えとなる。
米消費者センチメントが急低下し、インフレ期待が上昇したことが背景にある。岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、日銀の利上げ観測が強まる中で、14日の5年債入札に対する警戒感があるとし、相場はやや軟調に推移すると見ている。国債買い入れ額は据え置きが予想されるが、減額されればサプライズになるだろう。同氏は、新発10年物国債利回りの予想レンジを0.9～0.92％、先物中心限月6月物の予想レンジを144円ちょうど～144円30銭としている。
これにより、為替相場は「日銀の国債買い入れ政策と米国のインフレ期待の上昇」を意識すると思われる。
アメリカの債券相場が下落するとドル円相場はどうなるか？
はっ！？
はえっ……と？
債権が上がれば金利は下がる。債権が下がれば金利は上がる。
ということは……。
アメリカの債券相場が下落すると、一般的にはドル円相場にも影響を及ぼし、債券価格の下落は通常、長期金利の上昇を意味する。
金利が上がると、投資の収益性が高まり、それが外国の投資家にとって魅力的になるため、ドルが買われ、ドルの価値が上がることが考えらるんだ。
特に、米長期金利の上昇がドルをサポートし、その結果、円に対してドルが強まる。
例えば、最近の報告によると、米国の長期金利が上昇した影響で、ドル円相場が155円台へと上昇している。
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、市場の他の要因（例えば、政治的な出来事、他国の経済データなど）も為替レートに大きな影響を与えるため、必ずしも直接的な関係があるわけではない。
あくまで、目安の話だ
つまり、現在の状況では、円安の傾向にあって。
最近のレポートによると、ドル/円相場は155円台を超える動きを示しているから、これは円安になる、と。
さらに、過去数週間にわたって、1ドルが154円台から155円台後半にまで上昇しているから、これは日本円に対するドルの強さを示していて。
今週は円安傾向ですか！ なるほど！