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日銀、国債買い入れ額を据え置き

2024年5月17日、ブルームバーグは以下のように報じた。

要点は以下の通りです。

・日本銀行は定例の国債買い入れオペの金額を据え置いた。
・前回のオペでは予想外の減額が行われたが、今回は連続減額を見送った。
・市場の落ち着きを見極めつつ、買い入れ縮小が進められるとの見方がある。

これにより、為替相場は「日銀の金融政策の方向性と市場の反応」を意識すると思われる。

つまり、ドル円は円高・円安のどちらを大まかな方向で目指すのでしょうか?

ドル円の為替レートが円高になるか円安になるかは、複数の要因に依存するが、現在の状況を考慮すると以下のような方向が予想される。

円高の要因

  1. 米国の利下げ観測:米国の経済指標が弱含むと、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを行う可能性があります。利下げはドルの魅力を減少させ、ドル安・円高を招く可能性があります。
  2. 日本の貿易黒字:日本が経常収支で黒字を維持していることは、円の信認を高め、円高要因となります。

円安の要因

  1. 日銀の金融緩和継続:日本銀行が国債買い入れオペを継続し、大規模緩和策を維持することは円安要因となります。
  2. 日米金利差の拡大:FRBが利下げを見送るか、さらなる利上げを行った場合、日米金利差が拡大し、ドル高・円安が進む可能性があります。

総合的に見ると、現在の状況では円安圧力がやや強いと。
しかし、米国の経済指標やFRBの政策変更があれば、円高に振れる可能性もあるため、注意が必要……かぁ。
勉強になります!

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